週刊マスカッツ批評 第11回放送分

いい加減にしろ、マッコイ。
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「ウルトラソウル1000本ノック」のフォーマットで、「フォルティシモ1000本ノック」が前半でありました。前にやったのが第3回で、7回分を挟んでの今回ですから、「もっと別のフォーマット打っていけよ」という話ですが、面白ければなんでもいいです。
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 ところが、ウルトラソウルほどの勢いがないんです。観ながら、「いやー、これはやりにくいだろー」と呟いてしまいました。曲としても盛り上がりに欠けるし、力強さという感じでもないし、ウルトラソウルほどのメジャー度もない。同じフォーマットでやるなら、当たり前のことですが、前の良くなかった部分を改善して、より良くすべきなわけです。にもかかわらず、前回の美点を損ねてしまっている。
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 それと、阿佐ヶ谷姉妹に尺を使うのはもういいでしょう。ただでさえスーブーがいて女芸人度が増してしまっているのに、あまつさえ阿佐ヶ谷姉妹にごちょごちょやらせている。ほんとにね、そろそろぼくは怒りますよ。
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 マッコイ監督は、いやマッコイは、視聴者が何を観たいのかすらもわからなくなってるんじゃねえのかと。作家も作家だよ。きちんと企画を考えろよ。ウルトラソウルの二番煎じなら二番煎じでいいから、ちゃんと煎じろよバカ!
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 これが見せたい、こういう笑いにしたいってものがぜんぜんねえの。
可愛い甲子園がなんでよかったかよく考えろよ。
 アッキーのアイドル的可愛さが炸裂して、Rioの媚び媚びがそれでも心地よくて、蒼井の軽んじられ方が程よくて、「見た目が弁慶(笑)」的な事故があったんだよ。そういうものを育む土壌をつくりあげていたんだよ。
 サイダークイーンがなんで面白かったかよく考えろよ。
 稚拙ながらも思い思いに懸命に演じる様がそれだけで笑いを誘い、なおかつあのゲップで決めぜりふを言えなくなるところが滑稽で素晴らしかったんだよ。
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 今回のフォルティシモは何がやりたいんだ! 台詞の幅も広げようがないから個性が出せないし、それゆえに小木のリアクションもやりようがないし、前みたいに盛り上がる曲調じゃないからお祭り感にも乏しくなるし。おかげで半分くらいのメンバーの出番がカットになっていたじゃないか。そりゃそうだよ。使いじろねえもん。メンバーのせいじゃねえよ。あの演出じゃやりようがないんだよ!
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ぼくはね、実はすごく危惧しているんです。大久保さんがボケのつもりで言っていたことを、ぼくは前から危惧している。今、スカパーでも放送が始まってるんです、マスカットナイトがね。下手すると、そのうちそっちに移行していくんじゃねえのかと。スカパーで放送開始とか言って喜んでるうちに、地上波撤退がありうるんじゃねえのかと。考えたくもないことですがね。
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 後半にしてもね、なんでこんなに扱い方がへたくそになったんだろうと思う。
 辰巳シーナを前に出す分にはいいですよ。あのやりとりは面白みもあった。それはいいんです。でもね、他のメンバーがそこにちゃちゃ入れたり、ちょっとしたエピソード語らせたりすればいいじゃん。これこれこういうことで占いがぜんぜん違った、みたいなトークを、短い尺で織り込ませればいいじゃん。メンバーからの告発だという体をとるなら、その告白者のメンバーに喋らせればいいじゃん。
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 それをしやすくするのが演出じゃないか。マッコイ、あんたはもっと初代の連中に、自由にやらせていたじゃないか。最初の頃の「おねがい!マスカット」。それこそ女子校の休み時間的な、わちゃわちゃした雰囲気に満ちていたし、それを許していたじゃないか。だからこそ個々人の味が出たし、ハプニングが起きていたじゃないか。そういう隙をつくろうとさえしない。だからいつまでも各メンバーが前に出られない。
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 わちゃわちゃしちゃっていいんだ。もっと前に出ろという指示を、一人一人になぜ与えない? それでも前に出られないなら、なぜ出やすくなる企画をつくらない? あんだけの豪華メンバーを、ただ座らせて、後ろで手を挙げさせるだけ? 正気の沙汰じゃねえよ。マッコイ、マジで頭使えよ。マスカッツはてめえの人形じゃねえんだ。マッコイが強権的な演出家でいるのは構わない。だったらマスカッツをねじ伏せるより、視聴者をねじ伏せてくれ。
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 思い出してくれよ、同じタイプの企画でも、パイ寺はもっとテンポよかったよ。マスカッツの噂を検証するなんて企画でも、もっと一人一人に短くテンポ良く行けてたよ。なぜあれができない? 一人一人に、喋る練習をさせない?

「TOKYOセクシーナイト」のPVにしたってそうだ。いつまであの枠でやってるんだ。代わりにラスト、一二分のミニコーナーでいい。毎週誰かにスポットを当てて、もうひとつふたつ笑いをつくることをなぜやらない? あそこで曲を流すことが販促に繋がるか? ならねえよ。本当にCDを売りたいなら、番組を面白くするんだよ。そのために、密度高く笑いを入れていくんだよ。なぜ、初代で当たり前にできていたことができないんだ!
 
 真剣に考えてくれ、マッコイ監督。今のままじゃ、二代目の裾野は広がっていかない。
 初代を思い出してくれ。あれは誰も知らない深夜に始まったんだ。「なんか夜遅くに、よくわかんないけどすごい面白いのやってるよ」ってことで、初代はあそこまで延命したんだ。今のクオリティではとてもじゃないけど、初代ほど続くとは思えないんだ。ああ、こんなことは思いたくもないというのに!

 今回は番組批評というより、マッコイ監督へのメッセージみたいな文章になってしまいました。とにもかくにも、葡萄の木に実りあれ!


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by karasmoker | 2015-12-17 23:00 | 恵比寿マスカッツ | Comments(2)
Commented by みけーれ at 2015-12-19 11:27 x
いちいちおっしゃるとおりで・・・って毎回書いてますけど。

フォルティシモの静かな歌い出しは、ボソッとボケるならまだしも、叫んでオトすのは難しいですよね。

別にPTAみたいなこと言うつもりもないんですけど、さすがの私にも小木さんのハリセンがDVっぽく感じられてイヤだったです。毎回毎回ひっぱたくとさすがにちょっと痛々しい・・・やっぱ、たまーに蒼井さんがはたかれる、くらいが心地よかったな(初代原理主義?)。
Commented by karasmoker at 2015-12-20 00:15
コメントありがとうございます。
小木もなんとか盛り上げようと頑張っていて、ああなってしまうんだと思います。初代は叩くまでもなくぎゃあぎゃあわめきだしてくれたものの、二代目はお行儀良くさせられているため、ハリセンなどのわかりやすいフックが必要になる。

正直、マッコイ監督が二代目をどのように持っていこうとしているのか、それがぼくにはわからない。わからなくて、不安なのであります。下手するとマッコイ自身にもわかってねえんじゃねえか、というのが、今回の怒りでありました。
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