マスカットナイト 第16回放送分

マスカッツ史上、最低。
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 前回のパイの続きが前半部でありました。
 この企画はアレンジによっては、「パイ寺」的に使えます。今後やるとしたら、アンケート等のエピソード部分を膨らませて、変奏していけばいいですね。わりといろを出しやすいといえば出しやすい。まあ、前回の続き感が強いので、ワクワクはなかったのですが。
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 罰ゲームを半強制的に強いていくスタイル。その雛形としては使えます。今後は別にパイじゃなくてもいいし、何でしょうね、たとえば激辛なんちゃらみたいなものでもいいし、「笑ってはいけない」よろしく、ケツバットでもいいでしょう。その辺でテンポ良く回す手管があれば、盛り上がりも期待できます。
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 惜しむらくは、エピソード部分の盛りが少ない、という点です。
 湊莉久の話は面白かったじゃないですか。ガスマスクで登校して変な集団に連れて行かれるなんて、「すべらない話」にできるものです。というか、彼女たちは何かしら、珍妙な体験のひとつやふたつを隠し持っているはずです。そこを膨らませてほしいですね。ある程度話を聞いた上で、パイをぶつければオチる。だからエピソードやキャラクターと、パイのテンポを両立すればもっと伸びしろのある企画です。
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 田森美咲のアンケートはクリティカルでした。
 そう。もっとスカッとしなくちゃいけない。もっと爆発させなくちゃいけない。
「ヌメッとしている」という表現が的確かはさておくとしても、「モヤッとしている」のはまぎれもない事実であって、彼女なりに思うところあってのものでありましょう。おい、そんなことを演者に思わせてんじゃねえよマッコイ。「ヌメッとしている」と演者に思わせてしまうのは、完全に演出の責任です。いや、演者がどう思うかは本質じゃない。だけどね、だけどね、田森が感じたであろう「スカッとしない感じ」が、視聴者に伝わりまくってんだよ!
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もう、今回の後半は史上最低です。
 初代の五年にわたる歴史の中でも、つまらない企画はありましたが、それをすべてあわせても最低です。これほどにマスカッツ好きのぼくが、途中で観るのをやめようと思ったくらいですから、多くの視聴者は本当に途中でやめたんじゃないでしょうか。
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 いい機会なので掘り下げておきますが、大久保さんにはコーナーを背負える力などない。彼女はそもそも笑いの教科書がちっとも読めていない。こちらの映像をご覧いただきましょう。

 オチ、というのは短く簡潔に決めるもの。落語から現代のコント、漫才に至るまでの定石です。そんなのは至極当たり前のことです。だからこの場面でも、プルカワの下手な漫才を落とすために、ばちっと一言、何か言えばいいんです。別に面白くなくてもかまわない。何でもいいんです。「放送事故だな」みたいな陳腐な文句でもいいし、「おまえらあとで楽屋来い」みたいな使い古されたものでもいい。オチを簡潔にするのは「いろはのい」です。そんなことさえできない。この前の初代乱入の回でも、つっこみの文句を間違えている。初代の頃に切るべきだった、はっきり言って。
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彼女に仕切りをやらせるのは無理。結局マスカッツをうまく引き出すこともできずに、何度もスタッフを呼びつけてごちょごちょやってるだけ。で、これ、初代の頃もあったんですけど、大久保さんがマスカッツに下ネタを振るんですね。セックスしろよみたいなね。あのさあ、誰に向かって下ネタ振ってるんだと。居並ぶお歴々は、「仕事はセックス」の方々だぞと。
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 だからね、大久保さんはふつーのアイドル相手にしてればいいと思うんです。ふつーのアイドルだったら基本的に下ネタはNGでしょうけど、同性の強みで下ネタをぶっこんでいけば、ふつーのアイドルのファンは喜ぶと思うんです。このご時世、セクハラは御法度ですよ。でも、彼女たちはAV女優という属性があるからこそ、セクハラを笑いに変えることができるわけで、小木のセクハラが生きてくるんです。大久保さんごときがセクハラっぽくやったところで、そんなのは何の面白みもないんです。AKBの番組に出るべきは、おぎやはぎではなく、大久保さんなんです。おぎやはぎを返せ。
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で、今回の企画で許し難いのは、阿佐ヶ谷姉妹を前に出していること。要らない要らない。百パーセント要らない。阿佐ヶ谷姉妹のエピソードトークなんか入れるくらいなら、あの六人のメンバーから恋愛トークを募れよ、それこそ事前アンケートで。そこで膨らませればいいんだよ。視聴者は阿佐ヶ谷姉妹を観たいのか? そんなわけないよな? そんなことくらい、子供でもわかるんだよ。阿佐ヶ谷姉妹に尺を使うのはマジでやめにしよう。メンバーのトークはカットされたのかも知れないね。うん、でもね、つまらないマスカッツのトークでも、面白い阿佐ヶ谷姉妹のトークより価値があるんだよ。アイドルバラエティってのはそういうものなんだよ。阿佐ヶ谷姉妹がパイを受けて誰が喜ぶんだ? 前回の由愛可奈のときはいいよ。あれで十分なんだよ。

 フォルティシモのときにも書きました。どこで笑わせたいのか、はっきりすべきだと。
 今回は何もない。大久保さんのいい女的振る舞いが笑いどころだとでもいうのか?
じゃあもうそういうバラエティやれよ。そんなものが面白いと思うならどうぞ好きにやってくれ。阿佐ヶ谷姉妹と一緒に踊らせてやれ。あの三人を前に出して、マスカッツをうしろに下がらせる? 嘘だろ。何なんだよ。マッコイ、もしわかっていないなら教えてやる。これは、恵比寿★マスカッツの番組なんだ。
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 それでも、どうしてもあの企画で行くってんなら、やり方があったはずだよ。
なぜあそこで、スーブーを使わないんだ?
 …………スーブー嫌いのぼくに「スーブーを使え」とまで言わせるってことは、今回どれほど救いようがなかったか、推して知るべしというものでしょう。大久保さんのあの位置は、もしくは阿佐ヶ谷姉妹の位置は、スーブーでいいじゃないですか。美人メンバーを差し置いて、スーブーがいい女ぶってたら、まだ大久保さんよりマシなコントになるよ。さんざんスーブーを調子に乗らせておいて、最終的にメンバーがつっこめば、そこで一応のオチはできる。変な空気感を楽しむことだってできる。スーブーが恋愛観を語るの対して、きれいどころの明日花キララや古川いおりの表情を映していけば、それだけでひとつの珍妙な空間が生まれるよ。大久保さんじゃできない空気ができるんだよ。
 いや、面白くないよ、どっちみち。でも、0点を1点にはできたよ。
 ていうか、こういうときにこそ使わなくてどうするんだよ! わかってないのか? 今のところアイドルバラエティだというのに、大久保さん、阿佐ヶ谷姉妹、スーブー。ブスが4人いるんだよ! ただでさえ飽和してるうえに、使い方さえわからないのかよ!

 で、最終的には落とし方すらわからなくて、スタッフにぼやかせるみたいなオチ。
 「あいつクソだな」で落ちてるって、マジで思ってるの? マッコイ。
 あのコーナーの間、みーんなが、ずーっと、ふつーに感じ続けていたことを、ただスタッフに言わせて、それでオチがついたとか思ってるの? 

 田森美咲に「ヌメッとしている」と言われて(あの収録は始まって一ヶ月くらいの頃だよね)、で、その放送回の後半で、マジでヌメッとしたもの出してくるって、何なの? 

 大久保さんと阿佐ヶ谷姉妹を切るべき、というのが実際のところ。それが番組のため。でも、できないんでしょうから、だったらもっと控えめな使い方にしなくちゃ駄目です。おぎやはぎは初代の頃よりも売れたし、忙しくなっているから、余計に大久保さんたちを使うことになっているんでしょう。でもね、違うじゃん。マスカッツだけで構成させていいんだよ。マスカッツだけでコーナーつくらせていっていいの。そこをうまく見せるのが演出でしょうが。何もできないかもしれない。面白くないかも知れない。でも、そこで育つじゃんか。反省点も見つかるじゃんか。今回の後半部、あれでマスカッツが育ったか? 育たせようとさえしていないんだよ。それさえもやろうとせずに、何をしたいのかもさっぱりわからないコーナーをつくって、ついた名前が「鬼の演出家」? マッコイさん、もう本当に頼むよ。どうしちゃったんだよ。俺も泣きたくなってくるよ。三田羽衣とは、まったく違う意味でさ。
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by karasmoker | 2016-01-28 23:00 | 恵比寿マスカッツ | Comments(2)
Commented by みけーれ at 2016-02-07 11:23 x
マッコイさんはきっと「これは、恵比寿★マスカッツの番組なんだ。」とは思ってないんですね――こっちがのめり込んでるほどには。そのときそこにある素材でベストのものを作るのがオレの使命、という感覚なのかも。冷蔵庫の残りものだけでもなんとか食べられるものを作る主婦的な?

あと関係ないんですがこのブログを密かにみている知り合いのカワイイ女の子が、「第16回放送についてはからすもーかーさんに同意!!!阿佐ヶ谷姉妹いらないよ!!!」と言ってました。
Commented by karasmoker at 2016-02-07 17:25
コメントありがとうございます。
だとすると、
「客のオーダーにまったく合わせられない料理人状態」
になってしまっていますねえ……。
「こちとら、オムそばビーフチャーハンコロッケ乗せが喰いたいんでい!」
と思っているのに、
「タピオカとわらびのしょうがあえを喰え。三日前の残りもんだ」
と出してくる。
まったく腹にたまらねえ……喰った気がしねえ……そしてまずい!

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