マスカットナイト 第29回放送分

MCに依らぬ企画力で勝負するなら、その意気やよし。
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 今回はおぎやはぎも大久保さんも一切出てこない回でした。ぼくの記憶が確かならば、初代から通じて初めてではないでしょうか。コーナー進行は阿佐ヶ谷姉妹。前の記事で「阿佐ヶ谷姉妹は地上波で不要だ」と書いた直後だったので、余計に驚きました。
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前の記事で述べた主旨は、「マスカッツを差し置いて阿佐ヶ谷姉妹を出すのはおかしい」というものであり、司会役として出てくる分には、個人的には文句はないです。ただ、やはり笑いにバネをつける力はおぎやはぎほどではないので、スカパーのコーナーくらいがちょうどいいと思うんですね、本当は。正直、ちゃんと機能するのは江里子さんのほうだけだし、使える幅は広くない。起用法は今後も、注意が必要です。

 大久保さんと阿佐ヶ谷姉妹で仕切るコーナーができたりしているところから見るに、おぎやはぎが昔よりも売れっ子になって、フル参戦できなくなっているのかな、なんて事情も垣間見えます。ここは非常にもどかしいところです。大久保さんと阿佐ヶ谷姉妹ではやはり、おぎやはぎのように活かしていく力はないですからねえ。

 さて、そうは言いつつも今回の企画は、楽しく観させてもらいました。テンポのよさがいいです。放送初期に比べると、だいぶテンポがよくなっていると思います。間を恐れて足早になっているわけでもなく、自然とテンポが上がってきているので、この辺りは編集含め、スタッフの方々も初代の頃の勘を取り戻してくれているかなという感じがします。
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 明日花キララの使い方は、ダメダメリーダー的な側面もあっていいけれど、やはりあのような、ある種の女王様キャラでいいんですね。クイーンビーとして君臨していいし、そこをメンバーに突っ込まれていい。要は、威張っていていいのです。観ていてしっくり来た人も多いのではないでしょうか。
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 ところで、明日花キララという人は、非常に微妙なところがあるんですね。
 初代の三人のリーダーと比べられもしてしまうし、一部では「整形顔」なーんて揶揄もされてしまう。その辺で、支持が揺れる、割れる人のように見受けますが、個人的には好感を持って眺めています。そりゃ蒼井そらほどにはスター性はないかもしれないし、麻美ゆまほどの芸達者ぶりはなさそうだし、希志あいのほど堂々と前に出て行けるわけではないけれど、まだまだ何かを秘めている感じはするんです。だからとても応援しています。整形しているぞ、なんてことを言うんですけどね、そこも別にいいっす。ここは「美容整形論」としてまた深い話になるので省きますが、ぜんぜん問題ないです。
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 ぜんぜん内容に入れていないのですが、個人的に前半部でよかったのは、葵つかさの大阪弁が聞けたところですね。あれは大変よい。大阪弁を解禁してくれるのでしょうか。彼女は大阪出身らしいのですが、普段の番組なり何なりでは標準語で喋っているわけです。しかしですね、葵つかさが関西弁を喋っているAVというのがありまして、これがとてもいいんです。非常にいい。うん、いいんだ。うん。
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 それでいうと、古川いおりも関西なので、どんどん関西弁を使っていいはずなんですけどね。どうしてもアイドル的な売り出し戦略は、標準語ってことになってまうんやろうか。
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 葵つかさの大阪弁解禁に象徴されるように、今回は怒鳴り、がなりが活かされる企画で、アバズレ感がなおいっそう強まってよかった。桃乃木かなもよかったし、三田羽衣のキャラ活かしもよかった。桃乃木かなはいいっすねえ。ねえ? 
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 もう一度書いておきますが、テンポがよかったし、編集もちゃんとできていた。阿佐ヶ谷姉妹を最後に真ん中に持ってきたでしょう。あれをCMインでちゃちゃっと切っちゃうのが大事ですね。あのあとはどうせぐだぐだになっているはずだから、とても賢明な判断。
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 後半は、初代における駄目出し的なフォーマットでしたが、そこに工夫と変化をくわえて、別物に仕上げた一本。意欲的な試みでよかったと思います。夏目花実はやはりいいですね。初代にはいなかった、「軸になれるグラビア」。
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 ただ、「夏目の後輩」という設定で行くと、小島みなみや湊莉久がちょっと合わなくなるので、あそこは小島みなみに変えて桃乃木かなを使ってほしかった。と、いうことはありつつも、企画としては楽しませてもらいましたので、ぜんぜんいいです、はい。
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 前回「小奥」で言及したことですが、あの「笑ってはいけない」空気がいいんですね。逆に笑いを生み出しやすくなる。で、初代に比べて思ったことですが、まだ弾けきれていない分だけ、演劇的要素が強くなるというか、破綻のない空気をつくれるんですね。初代だと、メインである蒼井そらが簡単に笑っちゃってたりしたでしょう。あれはあれでいいんですが、今回はたとえば川上奈々美みたいな、ちゃんとできる人が入っている。
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 それで、夏目花実もちゃんとできて、活きる。で、最後に藤原亜紀乃の芝居が入って、夏目がメタ的に落とす。あの構成は台本をきちんとなぞったものなのでしょうかね。作家として加わったオークラさんは、「ゴッドタン」で芝居的な企画をつくってきた人でもあるし、本のつくりこみがなされている感じも見受けました。
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おぎやはぎのMC力はやはり欲しいところですが、仮に今後MCに頼らず、企画の力だけで勝負していくようなものが出てくるなら、それはそれで楽しみであります。中途半端に大久保さんと阿佐ヶ谷姉妹を前に出すのが一番よくない。そうでない限りは、新たな展開にも期待を向けるものであります。葡萄の木に実りあれ。


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by karasmoker | 2016-04-28 22:00 | 恵比寿マスカッツ | Comments(2)
Commented by notch at 2016-04-28 23:38 x
桃乃木かなが啖呵切ったあとのあのジョーカー的表情にゾクゾクしました。
Commented by karasmoker at 2016-04-29 00:44
コメントありがとうございます。
いやはやお目が高い。ジョーカー的表情とは言い得て妙ですね。リップじゃんけんのときにも彼女はいい表情をしていましたし、品川に叩かれたときの冷たい目もよかったですね。
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